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腫瘍再発に伴う治療方針と数え上げた幸せと

12月9日、
朝一番で〇〇病院へ
主人と行ってきました。

 

先生の意向は
子宮と残っている卵巣の摘出。

でも、私の思いは
もうすぐ9か月になる息子がいるので
子宮と腫瘍は摘出しても
卵巣だけはそのままにしてほしい。

卵巣欠落によって
自分の身体がどう変化するのか、
子育てに支障が出てしまうのではないか。
更年期症状に悩む時間は先送りにしたい。

これでした。

 

母と義母からは「摘出した方がいい」
と言われましたが、
そうしたからといって
果たして再発の可能性はゼロなのか?
いろいろ考えました。

こんな風に考えている自分が
先生の意向に
「はい、わかりました。」と
自分の意思を伝えずに同意したら
後悔するのは目に見えています。

 

失礼承知で、無知であることも承知で
自分の意思をぶつけました。

 

腫瘍再発に伴う治療方針と数え上げた幸せと Naturam 緩和ケア がん治療・療養生活

 

 

 

 

 

 

 

しかし、
今回はさすがに譲歩できないという
言葉が返ってきました。

残っている卵巣による信号が
腫瘍を大きくしたり
よくない影響を与えているかもしれないと。

とにかく命が最優先であると。

 

先生の話を聞いて、
最後は先生の治療方針に従うことにしました。
(もともと心から信頼している先生です)

 

そしてふと思ったこと。

 

内診では3㎝くらいの腫瘍、
半年前のMRIでは見つからなかったのか?
いや、見つからなくてよかった。
だって、もし見つかっていたら
息子にこの半年間母乳をあげられなかった。

これから断乳しなくてはいけないのは
つらいし寂しいけれど、
息子は離乳食をよく食べてくれる。

育児休業中の今でよかった。
もし職場に復帰していたら
これから始まる検査や術後の療養期間、
手術入院以外にも長い時間が必要になる。

年末の今で良かった。
遠方の家族の助けも得られる。
順調に行けば年末は家族と一緒に過ごせる。

 

他にも、数え上げると
いろんな幸せがいくつもあって。
私には素晴らしい家族がいる。
私のために泣いてくれる
保育園の先生や、友人たち。

お守り買ってくるよ!
お参りしてくるからね!
お祈りしてるよ!!の言葉。

こんなに人に恵まれているなんて、
私はなんて幸せなんだろう。
そのことにも改めて気づくことができた。

 

 

治療が終わったら、
大切な人たちのために
今度は私ができることをしていきたい。

そのためにも!
さぁ、前を向いていこう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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