がん患者さんへの
緩和ケアのアロマトリートメント。
必ず守らなければいけないことがあります。
それは、軽擦法(エフルラージュ)。
撫でさするくらいソフトなトリートメント
にすることです。
強くもんだり、押したり、叩いたり、
ひねったりするトリートメントは、
がん細胞が体内にあった場合
リンパにのって転移させる恐れがあります。
こうした力によるトリートメントは、
がん患者さんの身体をさらに疲れさせ、
逆効果にもなります。
これは、トリートメントに限らず
患者さんの肌に触れるときの注意にも
つながります。
気をつけてくださいね。
撫でさするくらい優しいトリートメントは、
植物の自然の力も助けとなって
患者さんの心身に安らぎをもたらします。