傾聴とは、
がん患者さんを援助する
コミュニケーション、
一般的にも使われている
会話のスキルです。
聴き手にとって傾聴の目的は、
「相手を理解すること」
「より良い関係を築くこと」です。
傾聴は、
英語で“アクティブ・リスニング”と
言われています。
相手の話をただ聞くのではなく、
注意を払って、より深く、
丁寧に耳を傾けることです。
自分の訊きたいことを訊くのではなく、
相手が話したいこと、
伝えたいことを受けとめ、理解し、
受容的、共感的な態度で真摯に聴くことです。
こう言う説明だと、難しく聞こえますね。
大切なことは、
“相手の話を
そのまま受けとめながら熱心に聴くこと”。
話し手にとっての傾聴の目的
=目指すところは、
「自分自身に対する理解を深めること」。
緩和ケアの場合、
がん患者さんが
納得のいく判断や結論に到達できるよう、
サポートするのが傾聴の大きな役割です。
スピリチュアルケアにつながります。
次回は、
傾聴の方法についてお伝えしますね!