色は波動である
という考え方があります。
これは前のお話
「色=光=電磁波」に
基づいています。
色とは波動、
万物が持つそれぞれの振動、
波型のエネルギー。
目に見えなくても私たちの周りには
いろいろな波が飛び交っています。
おもしろい実験があります。
赤い部屋と青い部屋にいるときの
自律神経に与える影響の違いについて
6名の方を対象に行われました。
結果は、
赤い部屋に居ると交感神経が
青い部屋に居ると副交感神経が優位になる
というものでした。
これは想像がつくと思いますが、
実は続きがあります。
アイマスクをして
再度同じように実験が行われました。
すると、
6名のうち4名が
目隠しをしても同じ反応だったのです。
“目で見えていなくても、
身体が色を感じていた”
つまり、見えなくても
“身体が波長の違いを感じとっている”
ということです。
古代中国では
腸の病気の方の身体を黄色に塗って
黄色の布から外の光を当てる治療を
行っていたとか。
古くから
身体の癒しに色は使われていたようです。
色って奥が深いですね。
余談ですが、
「あの人とは波長が合う」と言う言葉を
聞いたことはありませんか?
「あの人とは気が合う」が
1つの色を例えているなら、
「あの人とは波長が合う」は
いくつか色が混ざっているような
深い意味さえ感じます。
無意識ですが
私たちは波長の意味を
理解しているのかもしれません。
波動についてのおもしろい話が
他にもあるのですが、
それはまたの機会に。
次は
色の身体への働きについて
お伝えしていきます。