オキシトシンは、
私たちの脳内で
合成・分泌されるホルモンです。
このホルモンは
愛情ホルモン、癒しホルモンとも
呼ばれています。
オキシトシンは
私たちに良いことを
たくさんもたらしてくれます。
- 愛情、絆を深める
- 不安や緊張が緩和される
- 心身がリラックスする
- 幸せな気分になる
- ストレスに強くなる
- 痛みが抑制される
- 血圧が安定する
- 心臓の機能を良くする
- 身体の免疫を高める
- セロトニンが出やすい脳になる
オキシトシンを分泌させる方法の1つは
人との触れ合いです。
たとえば手をつなぐ、ハグする、
肩や腕をさするなどがあてはまりますが、
おしゃべりや食事など
誰かと時間を過ごすことも含まれます。
人との触れ合いといっても、
条件があります。
それは「心地よいかどうか」です。
自分が好感を抱く、安らげる相手との
触れ合いでないと
オキシトシンは分泌されません。
他にも、
オキシトシンを分泌させる方法はあります。
誰かに親切なことをしたり、
良いところを見つけて褒めたり、
「ありがとう」と感謝を伝える。
良い映画を観たり、
自然に触れて感動する。
新しいヘアスタイルや
作ったことがない料理など
何かにチャレンジする。
ペットを飼っている方はラッキーです。
オキシトシンは、
ペットの目を見つめたり、
撫でるだけでも分泌されます。
ペットを飼っている人は、
そうでない人より長生きする
という報告もあるんですよ。
オキシトシンの良いところは、
「増やした分だけまた増える」
ということです。
オキシトシンが分泌されると、
近くにいる細胞が刺激を受け、
オキシトシンの合成が促されます。
そうやって生まれたオキシトシンが
近くの細胞をまた刺激し、
繰り返し合成が進んでゆくのです。
癒しのホルモン、オキシトシン。
私たちの心身を癒し、
幸せな気持ちで満たしてくれます。
あなたの気持ち次第で、
どんどん増やせます。
次回は
オキシトシンを増やすがんサポートについて
お伝えします。